美容コラム

夏バテ注意報!気をつけたい「エアコン」と「食べ物」

エアコンと扇風機、冷房と除湿の使い分け

残暑の厳しいこの時期に気をつけたいのが「夏バテ」。意外にも8月の終わりから9月にかけてかかる人が多いのだそうです。夏バテには、「だるい」「疲れやすい」「食欲がわかない」「熟睡できない」などの変化が挙げられますが、その主な原因ともされていますのが「エアコン」。

夏バテを防ぐ冷房の理想的な温度は28℃。直接風が当たらないよう風向きを天井に向けたり、扇風機をかけて冷たい空気を撹拌したり、エアコンを『冷房』でなく『除湿』に設定し、お部屋の湿度を下げるのもおすすめです。気温の高い昼間はエアコンの冷房を、湿度の高いときは除湿を、気温が低い朝晩は扇風機というように臨機応変に使い分けましょう。

仕事場では服装に配慮することも大切です。節電が叫ばれている今、最近では電車でもオフィスでも、それほどエアコンによる寒さを感じることは少なくなりましたが、やはり外出時には1枚羽織るものを持って歩きたいもの。

冷たいものは控え、ビタミン+ミネラルの多い食べ物を

夏バテには食生活も非常に重要です。暑いからと冷たい食べ物・飲み物を過剰摂取はNG。暑さから食欲がなくあっさりした食べ物ばかりでは栄養が偏ってしまい、ビタミン・ミネラル不足により疲労物質の乳酸がたまりやすくなります。夏バテ予防には、ビタミン+ミネラルをたっぷり補充するのがポイント。

ビタミンB1は疲労回復に有効とされている成分で、大豆やゴマ、ほうれん草、豚肉などに多く含まれています。その他、良質のタンパク質や倦怠感や疲労感を回復させてくれるビタミンC、自律神経を整えてくれるというパントノン酸(豚レバーや鶏肉、カツオ、マグロなど)も積極的に摂取したいところ。

また、食事はよく噛んで食べることや、できれば食後30分は休憩をとることも夏バテ予防として有効です。健康的な美しさを保つためにも、ざるそばやソーメンなどのあっさり系の食べ物には、野菜料理などを1品加えるなど食生活の工夫を心がけるようにして下さいね。

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