美容コラム
紫外線対策の日焼け止めは上手に使い分けること!
知らずに使った日焼け止めがダメージになることも
夏になると欠かせないUVケアですが、長期の夏休み休暇ともなれば、ハワイやオーストラリアなどへ海外旅行をしたり、家族でキャンプなどのアウトドアを楽しんだりと、紫外線とは切っても切れない季節でもあります。
UVケアの必要性はみなさんも実感されているはず。でも、知らずに使った日焼け止めなどがかえってダメージを与えていることがあるのです。
特に、海やプールで露出の高い水着姿は、思った以上に紫外線のダメージを受けています。そこで、正しいUVケアで、ダメージを少しでも減らすことが重要です。
まず、ファンデーションや日焼け止めクリームなどの容器に表記されている「SPF」と「PA」。それぞれ、どういう意味があり、どのように使い分けるのかご存知でしょうか?
どちらも紫外線の影響を減らすための目安となります。SPFなら「20」「30」と数値が高いほど、PAなら「++」「+++」と「+」が多いほど効果が大きくなります。
買い物や散歩ならSPF20で十分
日本で売られているUVケア用品には、SPFが「50」のものがあります。ただし、ここまで数値が多くなると、紫外線の影響よりも日焼け止めなどに含まれる紫外線吸収剤などの化学薬品の影響のほうが大きくなってしまいます。
現に、日本よりも紫外線が強いオーストラリアでは、SPFの上限は「30」までと国の法律で決まられています。その理由は、「30以上になると効果はあまり変わらないから」とのこと。
むしろ、数値の高いものよりもこまめに塗り直すのがポイント!
ショッピングや通勤など、普段の生活で浴びる紫外線なら、SPF15か20で十分ですし、1~2時間の外出なら塗り直す必要はありません。一日中外で過ごすというときは、できればお昼頃に1回は塗り直しましょう。もちろん、日焼け止めの他にも帽子や日傘、サングラスなども紫外線対策グッズとしてお忘れなく♪
・買い物や散歩・・・SPF10、PA+
・屋外でのスポーツ・・・SPF20、PA++
・海、山などのリゾート地・・・SPF30、PA+++